2019年度奨学生
- 奨学生
- 阿部 圭吾
- 20歳
- 千葉県市川市
- 奨学生
- 石井 奈津希
- 17歳
- 埼玉県さいたま市
- 奨学生
- 亀山 真実
- 22歳
- 東京都新宿区
夢という解釈が成り立つまでの
自由落下に
願いごとなど
夜までの長い軌跡を
えがかせるために頭を
また持ち上げる
引かれあうままに
ぶつかりゆく武道
まるで太陽系のはじまり
意識だけ差し出してから
帳尻を身体で合わすほど
走るのだ
背負い投げされて
天地がすげかわる瞬間俺は
流星として
- 奨学生
- 佐々木 亜希
- 16歳
- 宮城県石巻市
- 奨学生
- 佐藤 廉
- 22歳
- 宮城県仙台市
陸に生まれ紫陽花は寂しく濡れて
眠るときあしたが滝になって降る
音漏れが凄くて揚羽蝶だった
天の川ゴミ捨て場まで寝癖のまま
蟹朽ちて砂つぶごとにある光
- 奨学生
- 林 稜
- 24歳
- 東京都世田谷区
凍蝶や
羽生大谷に遅れてるンゴ
w
どちらかといえば♂かな
虹の月
鍋熱く
肉くれるおじさん
に殴られてきました
初雪に
透き通らないからだ
家やきたい
惑星(ほし)離れ
何か 忘れた
ハンバーグ忌
- 奨学生
- 宮口 紗久野
- 16歳
- 広島県広島市
何でもない、きずつけることばの
かけらのあわいのしじま
泣きながら今を睡るうた
丁度好いくらいが足りない夕べ
船に乗ったら想い出せぬよ
ふたりでお揃う観覧車のよう
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