ネットに散らばる幻影を 集めてつくる死後
女のことばをごくごく飲んで そのたおやかさに憧れている
冷めたのを ボタンひとつで 追い焚きにする恋
難しいこと言いたいだけの 文字列
今夜もひとつ、 ネットに言葉を 落としてねむる。
ポジティブ信仰も辛いけど、 死にたい系ツイートもしんどい。
夢の余韻を感じてたいから 寝ぼけたままでいることにする 土曜、朝。
いつまでたっても 子供っぽい言葉選びと 舌たらずな筆致
あなたの幻影に恋し続けて、 十年。
紙のページをめくる音は なぜだかいつも おいしそう。
不妊治療、 「まじめ」で片付けられる 違和感
向かい風に立ち漕ぎの 正月、冬休み。
暗闇と静寂とが 友達だった夜、 十五歳。
この哀しみに意味を与えることで 私は生きていけるのです。
全てのごめんねを浄化する夜
わたしはあそこまで行けない。 でもまあ行かなくてもいい。
自分が 完璧じゃないことを 知るために 結婚するの。
ダイエットとか そうゆうんじゃなく 今日は歩きたい気分なの
過去に書いたものの 出涸らしで生きる日々
私たちの代弁、 みたいな口ぶりの ファッションビルの キャッチコピー
今年初めての白鳥が鳴く。 今日はちょうど一年。 君が空に帰った日から。
あなたを待って 早二十一時過ぎ。 更待月とは よく言ったもの。
焚き火の火の粉 暗闇に溶けて あなたがわたしか わたしがあなたか
悪い男につかまった で片付けられる過去
蝶ネクタイ 進んでつけられる人の 自己肯定感の高さ
私は 私だけの 私じゃない
詩は、泣きながら書くものです。 微笑みながら口ずさむものです。
常夜灯を月明かりに見立てて眠る
意味もなく パソコン開き始めたら 末期だって
月に向かってストレッチ 祈りめいた脈動
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類
完全一致