我々に月を与えた神様は 小学校に赴任したがる
デパートで買った財布を高らかに 万緑見捨て釜飯ほぐす
調停の音漏れ集う鴉の子
絶望を微分して見る
邦題はいつも安易で子猫だね
指揮棒がのたうつ教育のために
卓上の 途方に暮れる液体に 名前をつけて、はじめる情事
噴水の近くに立って威を借りる
ピーシーに 全て任せて走る父
放蕩のピアノに指がくっついた
風に揺られ続けた 風に揺られ続けた 葉音は 怖い
サイコロを振って雷鳴起こす森
詩
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川柳
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アフォリズム
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