誰かに「いいね」されたくて 昔も今もこれからも 何かを磨いていくんだね
冬の紫陽花は葉も色も纏わず ただ時を待つ 不屈さ
晴れた海 吹きつける風は きらきらと水面に光踊らせ 見入る心は静まる
よくわからないせかいに 新しいわからないが来て へんかしている、らしい
落ちた白椿が 緑深く光る枝を まだ優しく見つめていた
老いた家 黴た気配に 忙しない母を 懐かしむ冬
黄色の丘の先には 何もなかったのに その道だけを反芻する
どこかで猫が鳴く しばらくして止んでも 耳は猫を欲している
立ち上がり 一層の静寂 失敗の他には何も 伽藍堂
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