ドラゴンになりきれないね 僕たちは白く 吐息を混ぜ合いながら
降雪に抗う紅葉 心中をせず有限に懸けてよかった
言葉さえなくせば暖炉の残り火に 激浪の間にいるんだ神は
雨空の下で目を伏せ歩くとき 知らぬ故郷が脳裏を泳ぐ
向日葵であった 瞳は影を向き 死は視界へと染み込んでゆく
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