あの風はどこから来るの 僕たちはいつまで自分を 保てばいいの
真っ新なキャンバスだった 17の私に初めて降った夕立ち
水滴を全うできないはずなんだ 涙も雨も朝露さえも
花弁が名前をもらえず散るように 戦地に誰のか分からない骨
君の言う悲しい時の空の色 校舎に茜さす金曜日
春雨に滲む洋書の1ページ
窓枠に世界を収める作業から 解放されない、ほらまた陽光
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