バスを待つ 隣に立ったこの人も 春一番に哀しみ飛ばす
洗剤が残り少ない それだけで 海にかえりたくなったりもする
紅の鳥居が すべての重みに耐えて立つ その日も雨で、誰もいなくて
カーナビの古い街から 今まだ出られないんだ 私も父も
カーテンの裾野を ドレスにしてた頃 父のことはちゃんと好きだった
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