朝が来る 萱草色に、 夢が 崩れる 萱草色に。
ちこく、に時計の音がある
雪が降る前の日の夜更けだった (ブザーが鳴る)
べっこう飴より琥珀の 方が深く眠っている
芥子色の砂嵐の夢をまままま
夏めいてまた眷属になっている
朝起きてその人なりのたちつてと
夢の中ではポンプの名前
ドローンを 目と呼んでいる すみれ色
引っ越しの 夏に言葉を運び込む
歩いてきた 歩いていく 縹色 歩いてきた 歩いていく
ところが今日はまんまるなんだ
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類