いつか血が 細いぼくらを抜け出して 怖いおばけをたべますように
似合わない 派手な下着をつけてきて 右の乳首を溶かすことわざ
まばたきがやけに鮮明に見える時 ああこの人も死ぬのだと思う
精神は遅れて成長しないまま 背骨が食パンのように膨らむ
悲しみを胃に残したまま僕たちは まるで静脈だけの生物
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