つくつくし貧しくっても君がいる
十年後横にいるのは僕じゃない 花火見ながら君はうそぶく
老人に席を譲った木曜日 アスファルト下に金の斧あり
次死ぬの誰なのだろう鳳仙花
ミサイルの飛ぶ方向へ雁渡る
恐竜の絶滅を知るみぞれ雪
釣瓶落とし恋しないまま五十年
居待月君のくるぶし型にとる
登山道右は地獄で左崖
濡れる君傘さしだすほどの 仲じゃなく なすすべもなく濡れた髪見る
獅子舞が大衆をすぐ噛む理由 それはおそらく悔しいからさ
二冊目のテキスト終わり小鳥来る
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