恋に恋、鋏に鋏、まきもどる
既視感のある トマトから辞めていく
齧れば恋に育てれば粥になる
唯一の郵便局よ秋の波
ある夜の長さは海へ向かわせる
サフランの花 波のうるさい時間を去る
嬉しくてめんどうな木を思い出す
メガネならなおさら星の倫理観
遺跡のように調子を崩す
搦手はまだ青空に鳴りそうだ
光鍋(音楽性は頼りきり)
赤ちゃんのころの 写真を見せたがる 祝日が月曜を覆っていく
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