お湯が沸いたから 日差しを揺り起こす 八月はもう来なくても朝
息ひとつ 意味を帯びない石を積む バベルの塔の土工に降る雪
八朔をばりりと剥いて 涙目の 守られた生にくちづけをする
日曜のフードコートは この星で 大家族だったころの食卓
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