今ここでテロが起きたら どうしよう 集中できず邪念がよぎる
なんとなく蹴った石ころ一粒を 後生大事にしたい放課後
布団にて寝転がりつつ悩んでる これからの生そのあり方を
信号でボタン押すきみにお願い 私の背中も押してほしい
神社ではわりとみんなが ぶしつけに ガランゴロンと神様を呼ぶ
頑張る子、諦めた子のうえに降る 桜吹雪は平等だった
空を見る 接続先が見つからず 再生ボタンを押せないまま
(わたし)にはとても無理です 人前で芽生えた私をさらけだすの
富士を背に月を見上げた夕暮れに 静かな音が耳に残った
期待した主の降臨は果たされず 救いがほしい心だけ残る
まどろみの上辺で夢が入りまじる ゴーゴーぼくは月をさらいに
エアコンよ念じただけで ついてくれ 猫の体が心配だから
かわいいの生まれ変わりだ君は ほら、 怒った顔に愛があふれて
夜中にさ空をぼうっとながめるの ぜいたくってそういうことだよ
多摩川を泳いでわたりきるような 大人にいつかなってみたいよ
一人でも笑顔にすると全力で 輝くものをアイドルと呼ぶ
真剣な議論の横で笑ってる 白いウサギのお弁当箱
この歌はさわれませんし よめません 有事の際は武器になります
眠れない夜に聞こえる二重奏 母のいびきと父のいびきと
忘れたい恥の過去さえもろともに 才能なのだと抱きしめてくれた
かといって全然ねむくはないけど 冷たい足をこすり合わせる
この世界は何度きみを くすぐるだろう あたたかな陽が照らす日々
応援をさせてください 私には遠く遠くの憧れだから
ふ、と鼻で笑われたとき味わった 恥ずかしさでも君を留めず
レンズ越しモノクロームな 世界から 裸眼のきみは何色をみる
絶対にいい香りがする 髪の色まで有名なきみだもんなあ
未開封だから僕らのあいだでは 終わっていないことにもできる
姿勢から生き方までも美しい 風が吹いてもそこに在るきみ
ふわふわの未来へのせる 一歩目はシュークリームの ようなときめき
古いものは上書きされる べきなのか受け継ぐことは 愛すること
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