電柱に積もった雪を想像する 高く、高くを 撫でるみたいに
青い色 噴き出しそうな臓物を 締め直しているモンキーレンチ
田園の傷口のように鶴が立つ 近くの橋のマーティとドク
言葉にはならないものが宙にある かつて青歯王の大行進よ
へんほんと歯磨きをする万愚節
早朝の空気に蜂の嵌め殺し
明るさが二十の猫にえさをやる
君の目に北極を見つけるほどに
玄関を転がるように飛び出した 春のくしゃみの飛沫となって
帰還困難区域に指定され 巣にもどれずに舞いまわる鳥
端っこに蝶を捉えて歌詞を読む 涙ひとつぶそのままにする
ふくふくと息を吹き込むその頬を 見たくて五秒怒らずにいる
ひとひらの歌よりきっと一本の 鼻毛の方が大事なんだろ
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