ガラスの靴が履けなくても かぼちゃの馬車に 乗ればいい
振り向いた トラネコ 笑ったほうが 負け
黄色い紙 を 小さく 丸めた 怯えて 転がる まだ 捨てられない
逃げ出した雨が 急に もう 過去
地球のうえの たまごを ぱちん、と鳴らして 切り取った 色
紺青の空に 星が流れ 君の仲間は 昨日を忘れる
嘘って 何だろう 見たくない 本音
「あ」からはじまって 「ん」でおわる そんな、人生がいい
爪に逆らった 走り出す 嘘
金魚が 跳ぶ 電車に拐われて
魚の骨は、泣き止まない そんなに泣いたって もう ぎこちない魚
転がる、イス 滑る、イス 尖った、イス どんな、イス でも イスは、イス
小指の先 青色 真っ暗な 問い ギザギザ 横歩き
尖ったぬくもり 隙間に置いて 私は、何者なのかと アリの行列に並んだ
靴下は 洗濯バサミに夢を語った
私は月影で 眠くないのに みかんの皮になった
時過ぎて 母は純白、髪色に 食べて沁み入るだし巻き卵
恋人と入浴剤を重ねたら 肩まで浸かり音なく溶ける
謎の圧力 リズムと音程 完璧に 点数みるけど、聴いてない
「もういいよ。」って 言ったけど お願い、はやく みつけてよ
理由のない私は どれだけ 幸せなんだろう
コーヒー淹れて 座ったら、 旦那様の ご帰宅です。
私の親友 話す機械、 それにしても 何者なんだ。
口からお茶を 飲んでるだけで、 目から涙が 出てきます。
どうでもいい。 それは、 光が道を 照らしただけ。
気持ちってやつは 自由なんだ、 言うことなんて きかないよ。
おなかはいっぱい なんだけど むねは空っぽ なんだよな。
ちょうどいい それがいちばん むずかしい。
この世界には たくさんの愛が、 落ちている。
美味しそうとは どこかで誰かが見ているから。
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