リズムプリンは なにをたくらむ
ちね、と言う小鳥に 首を縦にふる
恋してる妖精みたいな腹痛が 今日のやるべき事をさせない
科学的管理法を飲まされて 人間性を失う臓器
生なのか 焼けているのか分からない 白いところが私にはある
初夏の流星群系女子帰宅
はいこちら、お刺身用の言語です
キャンディが三十秒後に咲くだろ う
当事者に ならないような慰めで満ちる ソーダの混じらない泡
あの日々はまだ、 途中なはずだった ロックンロール宿すレジ打ち
スクエアの私を父にするメガネ
音楽が磨り減らないで 永遠に響く時代に 生きた僕らだ
いつまでも 閉じられている 図書館 お願いだから早く出てきて
毛穴から いちごみるくが溢れ出す あの子想って メッセージ編む
赤レンガ 愛してくれない 法律がある
春風に 乗って踊って いつの日か 優しい人に拾われる ごみ
日の上に 人が斬り刻まれて 春
遠目からお母さんに見える人 だんだん夢から覚める 夜桜
アルコール 我慢していた季節から 暗殺者(アサシン)のように 迫る春前
空白で全裸で何もできなくて シャワーが温まるのをみてる
四月って 燃え盛る炎 東京の新生活も 震わせていけ
春前に 典型的な顔になる
溜息に(内省)少し 本音が(内省)出て しまう(内省)
白子の時期が過ぎて 恋をしていたことに気づく
人生は 赤酢のシャリのようなもの (意味なんて考えちゃダメ)
私から二列になるエスカレーター
消毒のひきがねひいて殺してる
いつまでも 金を返さない君を ぶん殴るように連れて行く海
はるかぜに 告白をした横顔で スタウトビールを飲み干した君
その人の フライングvを見つけ出す
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