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閉店間近の

コインランドリー
駆動一台は
三回忌明日迎え　まわるまわると

義務のよう
ひっぱり出してく　ラブソング
彼待つ駅のホーム　
四年目の春
いま

ほらルンバ
今日もえらいねさすがだね
家族というか
ともだちだよね

きみのうた　好きになるたび
われのうた
きらいになんて絶対にならない

ゆれている
二律背反　目くらませ
とけゆくあわい　初雪は白

あさぼらけ
夢の中で会えたのに
ひどい太陽
もうちょっとだけ

そうだっけ
前話したじゃんもういっかい
しょうがないなぁ
あのね　らいしゅう

カレー鍋　ゆっくりまぜる
焦げないで
こんな風に見守っていて

あけおめの四文字をうつ無事祈り
初詣の列　さて脈脈と

大晦日
家主のいない祖父の家
素知らぬ顔の田作り香る

深刻なきみのひとみにぼく映る
デラックスパフェ鎮座している

人生とは
貴方にはなれないことを
受けいれる道程

風呂の前めんどくさいと
だだこねる
入って後悔したことないが

内心の　比べられたくない言葉
批評されてひかる初月

そのキーホ
あのバンドの
グッズだよね
そのひと言が
聞きたくて春