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持て余し
ゆく道の葦を引き千切るきみ
終には枯れるよ人も草木も

くるくるまわる
くるくるがくるくるとふれて
グルル…って
きゅんってなる

しあわせが
きいろであるのなら半額
すいかとぼくは赤になりたい。

脳死で服を洗う。

サンダル脱ぎっぱなしでも給料日

ポカロンは
ピカリャンっと　とんだ。
ぴこたん、と死んだ。

ぴりぴりと薄氷のゆうこく
僕とテレキャスターはうたう。
すごくうたう。

氷菓を買えばよるのふち。
あの子に会えた。
またねを言えた。

痣だらけだ月は。
傷だらけだ怪獣は。
どうして君は諦めないんだ。

生クリームの付いたナイフ。
ピンク色のごみ収集車。
キッチンに花を飾る母。

私は広義的海の渡り方を履いた。
昔は裸足で走り回った。

物流郵便局で
川を流れるみかんダンボール
拾い上げる私。
母と私。

痛いの痛いの飛んでいかない。
痛いの痛いの飛んでいかない。

あたたかいのは、
なぁぜ？
ぼくのちしお。
べたのぬりつけていくさ。

夜とは誰かの寄る辺につき。
　　　　カアテンを透かして光。

君死に絶えれば冬蜜柑をむぐ。

米を研ぐ、五合の米を研ぐ。
ふと、優しさを覚える。

さんざめく君を直視して
目は弾け飛びました。
今日の雪はぼくの肉片です。

ぐつと冷え込む。
ぎうと抱き込む。
ずつと世界はまわる。

浅瀬には
名も知らぬ魚と
母がいた。

光を抱いて流る川
せらせら、せらせら。
私を横目にゆく

ままならぬまま、あるままに、
ままよままよと、生きてきた。