飲み干した 水の玻璃器をはじいたら りんりかんって響かない音
さみしいと冬の星座が天井へ 人と荷物でいっぱいの部屋
日当たりの良いリビングの 夕暮れに 苺のために隙間を空ける
人間のもぐりだ 蒼い顔をして 月に向かって吠えてる君は
生きながら 未来や過去を生きられる 琥珀は樹液だから甘い
そばかすのひとつひとつを 雨粒に重ねて街へ歩き出す君
急行が自由が丘に停まったし 次の秋には猫を産みたい
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