レジで会う大丈夫が恋しい
イヤホンの外の音にもいるぼくの 首を絞める親指から小指
AIでわたしに取って代わってよ 父さんもそう思ってるでしょ?
無計画でも愛だったサンロード
へとへとでくたくたの手を東西に 伸ばしたら伸ばすだけ安全
明るさは光じゃなくて色かもね
前歯から私がいなくなっていく
コンビニが季節に真摯だったとて
部屋干しのタオルあふれる日記の 天気はこれから気分でつける
朝なので笑顔モードに入ります いつもお世話になっております
首を吊るあなたの鼻が理想的 そう伝えても伝わるだけで
映画なら文字がそろそろ流れ出す でも、ぼくたちの日は秘密主義
番号にされてつま先立ちの我
鼻をかむみたいに男につける○
ポジティブを紐で縛って微笑もう
織姫と彦星のこと考えて 4時頃に首元から起きる
さくら味の天才と指絡め合う
ウチらもう 何も知らない歳じゃない だけど茶碗はなぜだか濡れて
抱き寄せてくれたあなたの痛覚は このまま枕元に残すね
語呂合わせで 死んだゴリラの豪快さ
幸せになってくれたらの煌めきを パフェにたらふく敷き詰めて春
敬礼もあなたのためのものにする
裂創のくたびれて サニーサイドアップ
城跡にピアノがなくて救われた
青空の広がり方で嗜める
地面から僕をひらいてうたたた寝
私ごと日記は書き換えたいらしい
チャンネルを変えられてから 今までの記憶が回想①だとしたら
いやな花いやな乗り換えの渦中に 小さな声のあいさつ沁みる
天井が上下動してぼくたちは 夏にとっての蛍になった
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