地面から僕をひらいてうたたた寝
人はみな政治家なので 好きだった人も声から 忘れ始める
私ごと日記は書き換えたいらしい
チャンネルを変えられてから 今までの記憶が回想①だとしたら
いやな花いやな乗り換えの渦中に 小さな声のあいさつ沁みる
天井が上下動してぼくたちは 夏にとっての蛍になった
ふゆのうみ 愛がなくても耐えられる?
寝る前も眠れたらさいこーだよね アイスもちょっとおいしくなるし
ただ一人花火の終わりを喜んだ
無い袖を振れば振るほど焦げる胸
足首もそう言ってると思います
このチョキは男女共用だったのに
2号車の2すら消えたり願ったり
嘘つきになれないから 今こうやって バイト探しをしているわけで、
複雑な気持ちにご協力ください エンドロールをなおしています
花屑は 君がいるだけで、みたいな 嘘をつかない 暴力じゃない
我々は人が死ぬのを知りながら きのこたけのこ戦争をする
靴紐のゆるみをそっと感知して 信号はまだ赤を続けた
1分でわかる! あなたの生きる意味 3分買うか迷って帰る
ケーキ屋の前を通って ケーキ屋の香りがついてきて 僕を信じて
ゆく年は 研ぎ澄まされることだろう 自分に転び泣いた日も、みな
ビル風はふくらみ ぼくじゃないと言う
酣の熱に比べていいのなら 神も史実もただの空想
方言の遺伝子をまた組み替える
やまびこを目的としたツケがきた
人は人の心映えを持つこととする ただしわたしとあなたを除く
嘲りのかわいいもある喫茶店
鏡越しに歯磨きしてるその顔を 見てる自分はわたしではない
母親の影響で始めた愛の 閉店時間が迫りつつある
左手にイカの唐揚げ寒の雨
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