火は鳥を鳥は血を乞ふクリスマス
毎日が小春だらうか天国は
受け入れて拒んで傷ついて添水
ようこそ鯨にんげんの暗い世界へ
この夜をポインセチアに書き直す
オリオンのひかりの届く ここも未来
ぺらぺらな英語ペラペラ秋の風
人形に血縁のある冬館
馬を打つ鞭軽やかに天高し
蓑虫の短い夢と身近な死
鳥兜死ぬこと以外もかなり傷
クリスマスツリーに 布の ハロウィーン
鶴が来る日本であり続けたい
きのこのかたち決める会議は多分 深夜
詩は歌ふやうに花野は泣くやうに
私つて天才うづらから見ても
柿買つてあるから骨は空に撒いて
人間を展けば真つ赤虫すだく
三日月のわづかな朝に逃げて来た
海の触り心地なら小鳥に訊いた
祈ること金木犀を灯すこと
満月のクーパー靭帯を想ふ
肝心な夜長に片付けをしてる
感情の終はりに林檎食つたとて
秋雨にいま洗はれる 比喩でなく
八月の世界にはまだ俺が要る
八月十五日宇宙は絶えず朝
国変へるためと ばつたが跳ねてゐる
去年今年眼鏡は耳に依存して
受精する前は泳ぎが得意でした
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