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君に近づく、歩いた
靴擦れした皮膚でギターを弾いて
愛を見せてあげます

心臓を
君の手のひらが
鷲掴みするような
汚い恋

気づいてしまった
休んだ分の日直は
もう回ってこない

思わず吐かれた君の感情に近づく
そのために僕は
勝手に言葉を咀嚼してるだけ

光に照らされ
勇気がなかった言葉
多数の粒になって
可視化されるの
情けないね

うちのパパはすごい
みんなのパパよりすごい
仏様

エモがった時
エモを成す
あなたのじゃない
偽物じゃない

眼球を瞼で擦る
私の横顔を舐める
血圧が百五十を超える
ぜんぶ
グロテスクな恋

踏切にかこつけて
唇寄せる
ような柔い恋

山と谷しかない人生
スピード上げなきゃ
つんのめることないでしょうよ

物質でないとされる
あなたを夢で見れるなら
世界の次元がいくつの時か

たった一度の歯磨きで
昨日の君とのドーナツが
剥ぎ取られた
もう思い出せない

ママにおはよう言い損ねた
靴下はいて両足
あぁ、あったかいなぁ