凪ぐ海を一望できる高台にひとり 避難をする者の無く
傘をさすほどの雨でもないような 後悔ならばしなかったのに
光にも照らしていたい場所があり 今日は私のとこに来ている
真面目だと思われたまま年を取り 真面目を演じている 真面目に
暗闇でタイムラインを眺めてる 眩しいスマホの光、眩しい
シーグラスに なりかけているようなもの 諦めきれぬ私の夢は
仮の名が愛しい名へと切り替わる 春の温度の新生児室
今生の別れのフラグ 旅立ちの前に綺麗な指切りをして
子の靴はどれも見事な汚れぶり 楽しかった?と聞くまでもなく
さようなら 今までどうもありがとう 私の出口、君の入口
飛び立つ時の烏の羽の音が良い たった一人で生きていくような
両脚の義足輝く夕暮れの 国道沿いの歩道には風
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