冬の虹に絡まったまま指きった
冬林檎切る フェイクニュースの熊きれい
賽の目が六でオリオンになります
湯冷めして自動音声から人へ
やりがいを誤嚥しちゃって稲雀
寝違えるくらい夢みないしすすき
けんけんにぱのない世界蚯蚓鳴く
ねえ海馬そろそろ月へ帰ろっか
ふらここの記憶の髪を切り落とす
眠らずにもっといびつな月にする
言いすぎて二重螺旋っぽい夜食
七夕に壊してぶたの貯金箱
夕月夜 セーニョ記号がみつからない
ゆるしたい ときだってあるいわしぐも
クリスマスだれといますか? 定期買う
教本捨てて今蜩になるところ
新涼のシャンプー台に首浮かせ
夏痩せて雲を一匹飼うつもり
玉虫ずっと照らされながら鬱
わたしをあげたい花いちもんめ
琴線に触れたくなくてかき氷
風死してイルカのいない イルカショー
ジップロックに虫の声入れたまま
順路から外れて夏蝶の自由
相槌のたび夕顔の色褪せる
安産と繰り返す人缶ビール
オービスに日焼けの顔の いくつある
ペン持てば空の一部になる泳ぎ
金魚ぱくぱく錠剤を出すたびに
いもうとだから太陽の色のゼリー
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