ゴング鳴る青コーナーは恋敵
手鏡の中に見つける母の眉
侘助の蕾ほころぶ葉の陰で
意地がある休みたいのに走ってる
泥水を飲んで輝く花がある
忘れても明日がくれば笑う母
不純物少し含んだ恋でした
なぐさめてほしくはないと空っ風
しみ込んだ苦い思い出水洗い
十五夜のまるさが欲しい心にも
陽だまりで悔しさ広げごろ寝する
母を脱ぎハイヒール履く秋の午後
古い夢錆びないように磨いてる
刻まれた苦い思い出水洗い
花火消え夏のしっぽを見失う
眠ってた熾火がふいに目を覚ます
一本の樹になりたいねわたしたち
一行の夢をいつでもまとってる
だまし絵を真似て出口を見失う
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