うらなりの幸とも言える僕たちの 世界は続く夢の果てまで
降りしきる雨の窓辺に頬杖の ため息嵩む君の横顔
うらはらに短歌の裡に求めたよ 正義誠実果ては愛まで
不意打ちの幸せ触れて眉下る 君の隣のいつもの場所で
執着に疲れてひとり旅に出る 光る入り江に辿り着くまで
始まりが終わりに見えた予感して 俯く君の前髪を捥ぐ
叶うならいつかの日々に戻りたい 病を知らず愛らしい頃
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