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言語化に疲れた街でキス、
いいよ
そのまま唇閉ざしたままで

もう君が
生きてるだけで雨だって
あの公園で泣かないように

俺の話で
コンビニ全部通過して
波止場にa.m.3:15

心臓の波形がみんな同じなら
二人の違和感はどこにある

今日の風、
翻訳したら
学校に馴染めない子の
ため息だった

小さい頃、
会えた神様いなくなって　
今は心に陰謀論が

海や空くらいの解像度で街を
見れなくなった人から独り

陽の当たるところにいてね
陽の当たるところが
世界にまだあるうちは

誕生日以外の３６４の方
あなたをずっと祝福するよ

生前葬、
延期したいの
想定より
献花が集まりそうにないから

２２時過ぎても眩しい東京の
何パーセントが星の輝き

毒されたように誰もがロジックに
心酔していく夏インターン

悲しみを数えるために
街中の小指を集めて足りなかった

誰しもが何かの砂時計を見つめ
その堆積に過呼吸な街

名作の名フレーズをいつまでも
希釈しているインターネット

もう無力、二人で作った星の維持

朝焼けを待てない少女が花束を
貪り食っては吐き出した家

どこへでもいける気がした
その「どこ」は
僕らの無知の明るいしるし

最後にはみんなで魔法だと気づく
こんなに勉強してきたのに

SHEINで総額２ｋの春コーデ

その長い前戯の末に
老ぼれの二人が望む最後の朝陽

結論をファーストしないで
天国でさえも続けて
愛のネタバレ

低能が首相を叩く午後３時

🥺🥹🥺って
ふざけた面で上目遣かう
誰でもよかった分の１、君

夜桜の
舞い散る刹那をスクショして
世界にAirDropして回った

青空を不規則に切る電線は
ケーキの切れない非行少年たち

四季さえも
そのうちハラスメントになる
あの葉は夏でも秋でもないから

キスだけで、
身籠り合える国へ行こう
つけたい名前が沢山あるから

風に揺れる
電車広告もなくなって
タイムスリップ、いつかの夏へ

トンネルを抜けたら
海が光ってて
そういうテンプレだけど泣いてた