だらしない口内炎に塗る詩集
菩薩ポタージュ冥利に尽きる
ポッと出の固唾を飲んで見守るよ
お悔やまれ方に非常に富んでいる
海開きされてるような彼でした
寝台をぬぐう一本だけ生える
母さんも十六歳で蟹を履く
クリスマスソングに似てるお客様
抵抗しない隣人たちを庭で 剪定して 連れてゆく
おお、神よ、理解しました。 ほかほかの ポテトサラダに参画します。
雪のふる浜辺 誰もがこけいぶつ
よい子にはつめこみ教育をあげる
手に職があって月でも懐かしむ
カフェインレスのアフォリズム
宇宙塵を引き寄せていて君らしい
穴惑して恥ずかしくて噛んだの
君が代は千代ちゃんと半ぶんこ
お悔やみを第六感で言い当てる
祇園精舎のたちつてと 盛者必衰まみむめも
傍点を付してあなたの影を折る
ほがらかな政敵たちのお弁当
宴もたけなわですが断頭
人脈を提供されて吸っている
忌引きダンス
片肺が純正律でハモりだす
宿題も好きよマーガリンっぽくて
花火から降る指切りをよみあげる
機内モードですわ、この方。
葉脈のなかでゆっくり目をさます
ぐりを節約してるぐら
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完全一致