ぺたぺたと素足が床をはなす音
モーニングコール時雨の海を見て
林檎剥き終えてひとりの夜を待つ
ブランドの袋を取っておく戸棚
秋分の日の内臓を食べている
美しく栄えて余花が眼前に
堤防決壊 空はどこまで夏の空
若夏のペットボトルに手を濡らす
ドア開くたびに休暇明の匂い
猫の恋浦風が荒れ始めている
鳥籠に鳥のいなくて秋の朝
液体になろうと疼く星月夜
ハンモック舌の窪みに触れている
髪洗う虫に刺されたとこがかゆい
詩
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