シャボン玉 の匂いも味も 実は苦かった
誰もいない赤信号を待ちます 神様の内申点を稼ぎます 雨が降ってるのに
一時間かけた化粧が落ちる 別れ話に良い顔になる 雷の音がするね
誰と誰が浮気してても どうでもいいから あの子の好きなものとか 報道してよ
貴女がもう この世に居なくても良い という気持ちで 貴女を愛す
死ぬのなら ダイヤモンドか オパールに
みんなAIとお友達 私を見向きもしていない
ずっと 白線の上を歩いているみたいだね
人の体温に 久しぶりに触れるコピー用紙で
あの春が繰り返されない 繰り返してくれない
お前はいつまでもか弱くていい
俯いたまま踊る日 落ちたスパンコールに気付く日
光が光として新しい 星の見えない 眩しい夜が来た!
滲んだ頬が言っている あの時ほど嬉しくなくても 受け止めたいとは思ってる
耳だけ赤いあなた 心は一向にわからないまま
祭りの日にしなければ 登校初日に話をしなければ 手を繋ごうとしなければ
私の笹舟沈んだ時に 皆は歓声をあげていた時に
丸い頬 初めて 太陽を見たような声を出している
まだいけると思った信号機が 赤になるそういう情けなさ
君は海の顔をしていない それがどんなに嬉しくて それがどんなに悲しいか
心臓を ゆっくり握り潰されてる感じ いつだって
柚子をもらった 傷を付けると良い香りがする 君もそうだろうか
(2)の下を 塗りつぶすだけの 学生時代
集合知の中央値 「普通」と呼ぶ私たちに
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