幽霊椿、いつまでも枯れない
悲観論者のくらやむ頭 フェードアウト禍 赤しか見えない
手で押すと あやふやに潰れるはららご
茶々に滅茶で茶。
時雨先立つ帰路 私の涙を隠す雲。
ラベルの細い隙間から 瓶詰めの私が此方を覗く 棚一杯に睨まれる
先端恐怖症Lv.100 机の書類がこわい。
モルタルに生えた鋭い柄眼類の痕 ぶよぶよで襲ってくるタイプの 不安の影
景色ベタ塗り詰らぬ夜に 均一散漫な私の意識
眠れぬ夜は慰めに 珈琲とクッキー砂糖多め
ルートを得ない散歩では、 ナンセンスらしい私の歩幅
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類
完全一致