「しゃっくり やり方 はじめ て おすすめ」
コンテスト主催者への御足労
浜松と橋本足しても届かない
需要から葉緑体を取り込んだ パンダの群れが廃墟に転がる
ご好評を差し上げます のでどうもどうも
八遷都は御縁相当ですので
140セント分の東京ドーム
こんにちはの速度を競う赤飛沫
見通しのいい山を探す赤外線
盛られ刺身と醤油入れられ皿
諦念が大江戸線の隙間から
唐突に もたらせ刃を月光に ひたひたな秋を終わらせる風
鍵捨てて月に浮かべば幾百の ねじぬけとれて 光球のなか
溶けるなら太陽のなか。 決意して 葱が鴨を背負い投げる
光陰を弄ぶよう くるっぽー 窒素にとろみを重ねる鳩は
透明な崖の聳える谷底で 極彩色の光に焦がされ
3000と224円の傾斜
崖先にきりぎりすらの夢を見る
そうじゃない言葉ばかりが 床に落ち 濃霧ともどもするめを裂きゆく
化け猫の哀しみの種を雪原に 埋めれば地殻が 月夜にうねる
遠吠えが轟く 来世の果てまでも ヨークシャテリアが どれかも分からず
待つ途端時の流れは滞り 沸沸と待つ。 レジを待つ。 待つ。
悠然と模範の波紋が繁茂して 織り成す風をしかと見つめる
サファイヤのまばたきの音 したためた衣 羽織れば風が染めゆく
孤と独の隙間に這い込む色彩を PDFで保存しておく
安寧の橋架かるとき舞い込んだ アオサギの脚を目印にして
ポイントを利用せぬまま 燃やされる ドナー申請する間もなく
「アルミはね金より昔 価値あって」 三度目はしんどい仏じゃないから
首都高が毅然と唸る夜のなか サラダ油が茄子と煌めく
光凪ぐ森の香りの泡すすぎ 白樺二片でエナジー掴む
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