電車の流れに逆らって だんだん加速していく俺
駅のホームに垂れた血が 黒ずむまでこのまま
父で母で子で パン屋で踊り子で殺し屋でもある 鮮やかな世界に私を浸す
振ったら鳴るかな 12時の帰り道
白鷺の ゆわえた髪を 振り解くような 身震い
空飛ぶクジラも 写真じゃかたなし 一声かけてよ 飛んでく前にさ
側溝に 律義にふせた ハーゲンダッツ 涙の名残か 思いをはせて
ふてぶてしいカナヘビに よう、と挨拶 まてこら逃げるなはなし聞け
それは致死量でしょうか 雨が降っても
北の大地に思いめぐらせ あずまの夜に身を焦がす 今日か明日かここを去るのは
雨を惜しむ よどんでないでよ風
あめんぼの わたる水面は しとしとと
ふくらんだカーテンが 緩やかにしぼんでく ちょっとつまんでみる
君と歩きたい線路脇の静けさ
つむじ風に負けないように 今日も箒をひと掃きふたはき
電柱にも、新緑の芽
やはらかな風 すきとおる空 なによりも体をつつむ すてきなよかん ああ春がきた
はじけた白身と黄身が 綺麗なオレンジになりますように
洗物をおもい 醤油だけで食べたもち うましかたしさびし
今日もまた コンクリートを踏みつぶして あるく
目覚めたら散歩に行こう 冷たくしめった木が しくしくときしむから
足早に駆けるぼくに ひだまりでまどろむ 家がにっこり笑った
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