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刺すように光って
隠れてからも
しばらく辺りを染め続けて
おつかれ今日の陽

そうじゃないものでごまかしても
本当に望むものは
今日も遠いまま

今日も失敗した
悔しかった
恥ずかしかった
それでも昇る日
陰に退かず闘う決意

詩なんか詠まずに
いられる人生なら
その方がきっと良かった

君はそれでも笑うのか
泣けばいいのに

みかん食べてないな
いつも剥いてくれてた君が
いなくなったから

雲を離れて
私の手のひらに落ちるまで
どんな経験をしてきたの
雨粒

離婚届を出したあと
軽やかに繰り広げる
感想戦

愛されたいって騒いで
無理やり手に入れた愛では
きっと満たされない

紫と緑が
赤と青が
違和感なく隣り合う
春の野山に憧れる

山も
谷も
楽しめる日もあれば
疲れるだけの日もある

作りすぎちゃったから
ってバレバレの嘘

いつもありがとう

陽が、空が、色を変え
ここからは暗転の時間
明転までに
物語を切り替える

ふと気付く
多少や広狭ばかりに
囚われていたと
空の高さを
ありがたく思う

さよなら

直接言えた別れは
それほど不幸じゃない

続く夏日
このままこのまま
葉を染めるな枯らすな
散らすな、秋風

世間って誰？
会ったこともない相手の
顔色を気にするのは
至難の業

口数は少ない方がいい
わかってる
でも
多弁で希釈するしか
ないときもある