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先程雪の短歌にコメントしましたのは、郡司さんの先月のこの短歌が池田澄子の「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの」を踏まえていたことが自分のなかでは大きいと思います。郡司さんが短歌を作られる際に、俳句にインスピレーションを受けて発想することがあるのかなと思って、雪の短歌についてもお尋ねしたという次第です。池田の句の季節を夏から冬に移し、句の切なさはそのまま引き継いだこの歌は、まさに本歌取りのお手本のようだなあと心に残っていました。