中七が素敵なカヌーでよかったね
自販機に信州そば茶があるだけで 守られていると思える
邪悪な中八を恐れない
青が溢れて窓辺に帰れない
中野区で網の目をすり抜けている
重いと思う 暗所を突き進む足は きっと大きな影にもつれる
天使一匹につき針一本分の不和
日が昇る方を見る もう意味がないコンビ二の灯 遠くなるまま
びしょ濡れの短歌の僕が先に行く
元気な男の簒奪者ですよ
電気を消して また終わりたいから
まだ大丈夫な人の自画像かな
亀よりわたしの政治を見てよ
郵便太郎が遠くに行って死んだ
はるちゃん、ラーメン伸びてるよ 世界はきみの奴隷じゃないよ
正直な犬だね絶えず変化している
しにたいつくえのかどがするどい
防波堤をゆっくり降りて息を吐く 役目を果たす夏が始まる
先祖代々の墓から はみ出てしまいそうだ
私って空港です ✈️
人が好き 強い力でみかんを握る
一万年の孤独に耐えたはるかな俺
珈琲をこぼした時に 君の言う すごくきれいな川を見たんだ
うすぎりのハム引き裂いて夕暮れ
沈丁花ほどけてゆれる淵のいろ
天国が地獄になるまでかき混ぜる
先輩が日高屋のドアに挟まれて ぼくらの星はまだまだ遠い
高橋さん、 そっちには北極しかないょ
飛び方を忘れた鳥に 民族のダンス を教えてあげてください
最後までエアマックスは脱がない
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