目減りする心を天使の分け前と 思うことにして面接に行く
母が母にならない道もあったのだ 母になる前の母には会えない
母になる前の母にも会いたくて 母を名前で呼ぶ、母の日に
寂しさが目配せしてくる教室で 便覧ばかり読んで過ごした
コンビニが異星のものなら侵略は とっくに済んでる、ツナマヨ選ぶ
箱庭に一本の木を置いている 困っていると言えないぼくは
生活は 生きる活きると書いていて 頭痛が痛いと同じしつこさ
困ったらアを選ぶような僕だから 赤点だったし、さよならだったし
曇りのち時々晴れ 劇場版では誰かが死ぬでしょう
遠雷は胎児の心音だったのね
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