こうなるまでわからなかった俺の 手の皺を満たしていく青時雨
僕の頬は君を受け入れるだろう 友としての体温じゃなくても
約束のやの字もなくてはじめから あなたにとっては石ころでした
終点に向かいし銀河鉄道を 途中下車して月曜の朝
唐突な六月の朝 きみに肌が あることさえもわすれていた
アシンメトリーの笑顔とさよなら を内側にして折りたたむ四肢
プロペラがまわりだしたら長靴を 脱ぐ ともだちの頃の匂いで
水浸しのシャツを海とまちがえて 抱きしめた日の風がふいてる
童心と言ってしまえばそれまでの おれらを乗せてあの燈台へ
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