一次選考通過作品
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浅い波 ユーザーネームにふくまれる 数字で 誕生日を予想する
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ふゆの虹 わたしにもいた パ ト ラ ッ シ ュ
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爽やかな語りに光る時折の 違和感としてあなたの銀歯
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階段の手すりへ指を絡ませる私は 鶴を折る夢を見た
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にわとりのための 湯たんぽぴよぴぴぴ
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角砂糖は入れない方がマシだった 土曜の午後はいつも同じだ
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眩しさに思い出される本がある 青いスカート海と鎌倉
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ぱらぱらぱらっといのちがさわぐ
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身一つの僕が 火星の夕焼けの青を見に 発つ夜は 手、振ってね。
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はざくらはざくら きゅうくつな空です
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ひかり、ぽたりと。雫をこぼして パイプオルガンを眠らせて
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気管支に鳥がときどき暴れ出し 秋雨に羽こぼれ始める
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ひとつずつ、予定を消して わたしのからだは わたしだけのもの
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コンタクト はずれ束の間 旧世界 ねむるユウレイ ひとつかみする
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生活がままならないから髪を切る 明大前の乗り換え 慣れない
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鳥の声ゆきかう公園立ち去れば そこがシェルターだったとわかる
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飴玉を 噛んで風吹く 船旅行 麦わらかぶる 溶けた人達
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県境の川は私のことでしょう
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窓際に 置いたメガネが冷たくなってた
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言葉には鉱脈があると思うから 黙って夜を掘り進めている
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ドーナツが窮屈に入れられて秋
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カーテンも私も消えてとめどない 日差しに繋がれていく感じ?
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牡丹の影があるうちにお帰り
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エリートのはんぺんなので 透き通る
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錠剤を落としたような雨音 髪を手でちぎるような別れ
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ともだちとは ねずみ算のよう ひたすらに どこから他人か探り合っている
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タイミーは苦しく その前後の暮らし
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誰に聞かれなくても海は 鳴っていた 耳が生まれるかなり前から
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増築にまみれた海馬の廊下から 抜け出せないまま三十二世紀
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雲のない運動会に そういえば 万国旗もなく子らの虹彩
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生徒からいろんな匂ひ夜学校
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流行の歌は車両に含まれる
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山折りにされた主任が怒り出す
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さびしさを文鳥ほどに育てれば いつか手のなかで眠りますか
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各々、ちがう人生で また会いましょう
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ワンテンポ遅れてひらく自動ドア 人間未満な人間だから
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かぼちゃに紛れる あなたを想う
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かきまぜてしまえば 生きられない水を 彼女の思うだけの正しさ
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追憶に 腕の吊られているような朝に つめたい葡萄はいかが
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タバスコの中は美談に満ちている
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