一次選考通過作品
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動物を動物にたとえる声が やまない雨の日のレク遊び
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本指名という静かさ原爆忌
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よく眠りよく開いている冷蔵庫
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ラムネ瓶に硝子玉とどまる 決して誰にも明け渡さない感情
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穴ほじりまくって やわらかいおたく
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シャワー浴び終えても 海がそこにある
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草書体の花を右上に ちょっと長めに伸ばしてみる だって、暗いんだもん
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マイナンバーカードありますか あります でも今日は桃を持ってきました
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草原をはみ出す虹は両腕を 薄い孔雀のように広げる
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人生の半分転売してるよ
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えいえんに宇宙の話をしようよ せまい部屋だけどさ
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子猫の叫び 「ライオンになってやる」 彼女の目の中 タチアオイが咲いていた
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おなじらせんの あじさいのなかで おなじ渇きが かたまっている
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夕立のあと 手紙だけが乾かない
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ぴるぴると 花びら順に折り曲げて ブラックホールを放つ向日葵
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紅引けば心は留守の顔ひとつ
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わたしがふりむいたところ からじゃない たぶん、 再生して
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おしょうゆの魚は 群れになってゆく ここでゆっくり泳げばいいよ
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オーバーサイズシャツ着て 翻車魚みたいに君
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パトカーとしばらく走る夜長です
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きみはとってもカモミール 満月、零時、息を吸うこと
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ビリジアンブルーに続く雨上がり (そこに見せたい月があったの)
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ひらいたら えんがわ炙ってるうたの ページばっかり そうか わかった
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少しだけ気温が下がった 縁側で 猫と哲学なんかの話をする へそてんの夜
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ペイズリー柄の脳みそ四面楚歌
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Googleマップが動かない 雨の匂いだけが近い
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心には たくさんさわがにを飼おう 独りのひとに 「食べてっ」って渡す
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どこにでもついてくる小さい毛玉 抱きしめるとぬくい とてもとてもぬくい
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おんなたちのみぞれの国に にくしみ、といえば 歯茎がよくうごくでしょう
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母国の母に見せたいと 君が聖書に挟む一枚の秋
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筆圧がねぇ帝国になるんだぁ
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航海の記憶は向日葵にあげる
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あらかじめ 倒しておけばよかったの 桃ヨーグルト、台風がくる
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ちちははの きもちがわかる こどもらと はんぶんだけが わかるちちはは
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ホチョウキ届きましたか 音楽を決定しているのは耳の 窪みだろうね 夏の蝶
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怠けても歩きつづけても 夏の茶会に呼ばれる者は みなひとりもの
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夜のキッチン 桃のかたちに 月光は降る
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うち出でてみれば ドライビングスクール
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影の濃いアボカド 落ちている真夏
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ふきのとうハラスメント
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