一次選考通過作品
-
恋人がサンショウウオになる予感
12コピーしました -
柔らかくなったねと言われる時の 自分は常に間違っている
10コピーしました -
着席の前には椅子に充ちている 死後の幽かなわたしの気配
5コピーしました -
冷蔵庫を開けると 家族の途中が 明るくなる
6コピーしました -
年老いたうさぎを 抱き上げるように 重機が運んでいく春の泥
13コピーしました -
分かち書きにだけある 白い銀河から やがて 風が来るのだろうか
4コピーしました -
投函するだけの休日夏木立
6コピーしました -
レポートを書くとき なぜか思い出す 君の頭が近かった頃
8コピーしました -
故人には どうして会えてしまえるの 生ハム工場の月光浴
13コピーしました -
それならば採取しましょう 咲きそうな 素足の青を忘れたいなら
12コピーしました -
明るくて激しい夏はまだ来ない 文月になお雨が残って
2コピーしました -
潤む目をくぐってヨット翻る
5コピーしました -
答えが出ないことばかりで うれしい。 死なない気がする。
6コピーしました -
はつなつの・真夏の・晩夏の ワンピース 夏のかたちは円だと思う
7コピーしました -
夏草を選る ゆびさきから濡れていく
7コピーしました -
この夏の矛盾をぜんぶ読み終えて 村上春樹を棚へ戻した
6コピーしました -
トラックが美術展にも来て黒い
8コピーしました -
遺伝子を解いて辿り着く湖畔
5コピーしました -
背景を好きな画像に変えながら 暮らす羊はさみどりのなか
3コピーしました -
羽化の蝉左右均しく翅ひらく
5コピーしました -
夏雲が選んだ墓地で 水色のメゾンのメの字が つばめに見えた
10コピーしました -
雲の峰 ラビリンスへの眩暈
3コピーしました -
てのひらで水道水を受けて飲む 汲めるのはおよそ一人分だけ
8コピーしました -
「結局誰なの、彼を殺すのは?」 「人を愛した可愛い小鳥!」
2コピーしました -
踏切を通過する 真っ暗な回送列車から 手を振られた気がする 午後11時54分
2コピーしました -
金木犀と火薬のにおい わたしの爪の 赤いマニキュア
3コピーしました -
石垣の影は濃くなり 真夏日の帰路に 思い出ばかり散らばる
1コピーしました -
胸郭の内に仕舞った善性が セロリのように咲いてしまうよ
5コピーしました -
みつを吸うように 羽ばたかずにせっぷん
6コピーしました -
煩いと 殴りたくなる向日葵は 微熱以外の体温知らず
7コピーしました -
わたくしの中には誰も居ませんと 人型AIの言うわたくし
3コピーしました -
すりガラス越しのモナリザを じっくりと描き写すうちにまた 陽は落ちて
1コピーしました -
消えたはずの詩を 透明な光が 差し込んで写す
1コピーしました -
夏の夜をさ、よたよた歩こう 千鳥なんて見たこともなく 千鳥足でさ
0コピーしました -
葛切りは夏をだまして
3コピーしました -
トンネルを 潜るあいだに間引かれた 夏の光を向日葵と呼ぶ
4コピーしました -
二口のコンロの一口だけ使う そのような人生での幸福
8コピーしました -
一瞬が 永遠となる瞬間を 花と呼んだり 恋と呼んだり
0コピーしました -
金木犀 だれも味方じゃない泣かない
0コピーしました -
濡れ衣は自分から着る野良しっぽ
1コピーしました
一次選考に通過した最新60作品まで表示しています。 それ以前の作品は 作品検索 からご覧ください。
推奨ブラウザ=[PC]Google Chrome / Microsoft Edge / Safari [Android]Google Chrome[iOS]Safari / Google Chrome(いずれも最新版)