銅像の波平の髪に春の雨
春の雨 シュペルヴィエルを 翻訳(やく)す夜
春雨に濡れたズボンで 他人(ひと)の部屋
Spring has come, 今は教えぬ筆記体
火宅の人ノヴァーリス忌の菫摘む
気付いたらいつも手遅れ春北斗
春の星暗くとも燐寸擦る機会なし
春星と号した画家の眼と言葉
春星を金平糖と決め付ける
リヤドロの人魚目醒める春の雨
春風を太筆で呼ぶ書道塾
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類