ラクトアイスの棒が墓標になる いつでも無くなりそうで 今はある
夜、 椅子を置く 夜になる私の心に
朝が来る 萱草色に、 夢が 崩れる 萱草色に。
ちこく、に時計の音がある
雪が降る前の日の夜更けだった (ブザーが鳴る)
べっこう飴より琥珀の 方が深く眠っている
芥子色の砂嵐の夢をまままま
夏めいてまた眷属になっている
朝起きてその人なりのたちつてと
夢の中ではポンプの名前
ドローンを 目と呼んでいる すみれ色
引っ越しの 夏に言葉を運び込む
歩いてきた 歩いていく 縹色 歩いてきた 歩いていく
ところが今日はまんまるなんだ
冷奴 顔の形に欠けていく
花疲れもう三百年分寝な
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