ひたすらに円描かされる春の夢
春の波 くだけ 言語のように 燦
ひとり花見 なにも咲かさぬ木に凭れ
焼釜にナン貼りつける開戦日
パセリ残され低く鳴るジャズ
静脈血の黒さを知らず花明かり
ゲーセンに卒業の花抱え入る
バリケード越え難民となる春の雪
本屋には死角が欲しい 棄てられた文字 あつまって 蛍になるから
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